持ち物も少ない一人暮らしの引っ越しなら、業者に頼まなくてもゆうパックを利用して費用を安く抑えることができるかも…?
でもデメリットが気になるな…。
このように考えている人は多く、おそらくあなたも近いような状況だと思います。
そこでは今回はゆうパックを利用して一人暮らしの引っ越しをするデメリットや注意点を紹介しますね。
ちなみに僕は過去に、実際ゆうパックのみで「一人暮らし➡一人暮らし」の引っ越しをしました。大阪➡地方(関西)でした。
その体験談などもちょこっと入れていきますね、では本題スタートです。
ゆうパックで引っ越しをする際のデメリットや注意点4つ!
①送れないモノがある!
どんなに一人暮らしで荷物が少ないと言っても、送ることができないモノもあります。
まず大前提に、送る荷物は段ボールのみになります。
なので段ボールには入らない「ベッド」や「布団」などの大きな家具などは、基本的にゆうパックでは送ることができません。
もちろんエアコンや洗濯機なども運ぶことはできません。
大きな家電や家具などは、新居で一から揃えるというケースになるでしょう。
ちなみに家電で言うと、僕は「そこまで大きくはないテレビ」は段ボールに入れて送りましたが、それ以外は引っ越し後に買いに行きましたね。
そしてサイズ的な問題とは別に、決まりやルールで送れないモノもあります。
利用する前に必ず公式サイトで確認しましょう!
②設置などのサービスはない
ゆうパックはあくまでも荷物の配送サービスです。
なのでエアコンの工事やテレビの配線、洗濯機の設置などのサービスはありません。(そもそも大きいのは送れないですが)
③ダンボールの大きさや重さに制限があるのでチェック
送れる荷物の大きさや重さにも制限があるのでこれにも注意が必要です。
配送できる荷物の大きさ(段ボールの大きさ)は、縦と横、高さの合計が60センチ~170センチまでと決まっています。
また1個の段ボールの重さは25キロまでです。
洋服や日用品などの荷物なら30キロ以上になることはまずないかと思いますが、段ボールの重さにも注意が必要ですね。
ただし「重量ゆうパック」を利用すれば30キロまでになります。(+510円、または520円)
ちなみに「重量ゆうパック」の他にも「ゴルフゆうパック」や「スキーゆうパック」などのサービスがあります。
これらは通常の「基本的なゆうパック」とは違うポイントが多々あるので必ず公式サイトなどで確認しましょう。
④段ボールは自分で用意しなければいけない
郵便局でも専用の段ボールや袋などを販売していますが料金が高いです。
それを避けたい場合は、近くのお店でもらってきたり、通販サイトで格安の段ボールを購入したりと手間がかかるでしょう。
ちなみに僕は近くのお店に新品を買いに行きました。足りなかったら嫌なのでちょっと多めに買いましたね。
段ボールの料金的にはそこまででしたが、帰りが大変で、結局タクシーに乗ってしまいました。汗
引っ越しでゆうパックを利用するメリット
①お得な割引制度がある
お得な割引制度がいくつかあります。例えば郵便局の窓口に持ち込む「持込割引」という制度。
1つの荷物に対して120円割引してもらえるというお得な制度です。
コンビニに持ち込みしても同じように割引してもらえます。
引っ越しとなれば段ボールの数も多くなるので1個あたり120円安くなるのは魅力ですが、量が多いだけに持ち込みするのが大変です。
軽いものだけ持ち込みをして、重たい段ボールは自宅に取りに来てもらっても良いでしょう。
②時期に関わらず料金は同じ
ゆうパックは、引越し業者のように「忙しい時期は料金が高くなる」的なことはないです。
なのでコレも安心で利用しやすい点ですね。
③引っ越し業者を利用するより安くなる可能性がある
まあ「引っ越しでゆうパックを利用する最大の目的」は、ズバリコレでしょう。
ただもちろん絶対安くなるかはわかりません。以下でもう少し詳しく語りますね。
引っ越し業者を使うのとどっちが安い?
引っ越し業者にかかる費用は業者によってもかなり違い、荷物の量や時期、曜日、引っ越す距離などによっても大きく違ってきます。
このようにいろんな条件が関係してくるので、どちらの方が安くなるのかは言い切れません。
ただし、あくまでも目安ですが段ボールの数で判断できるかも
送る荷物が段ボールのみで、その数が10箱以内であれば引っ越し業者に頼むよりも、ゆうパックのほうが安くなるケースが多いようです。
特に「九州から関東方面」などと、長距離への引っ越しならかなり安く引っ越しすることができると思います。
やはり長距離の引っ越しになると、普通に引っ越し業者に依頼すればかなり高くなりますので…。
僕の引っ越し体験談を少し…
僕が過去に荷物が少ない単身の引っ越しで「引っ越し業者」と「ゆうパック」、どちらも利用したことがあるのでその時の状況をサラッと紹介したいと思います。
それぞれ時期や距離なども全然違うので比較とかではないですが、何かしらお役に立てれば…!
まず引っ越し業者は「一人暮らし向けの単身パック」というお得なプランを用意しているところがあります。
押し入れ1個分くらいの専用のカートがあってそこに荷物を詰め放題というプランです。
ゆうパックとは違い、これなら「段ボールよりも大きな家具」や「壊れやすい家電製品」なども送ることができます。
荷物も少なく距離も近ければ安めで引っ越しできるケースもあります。
僕は東京の中野区のマンションから練馬区のマンションへ引っ越す時、このようなプランを利用し、確か2万円くらいでした。
一方、ゆうパックの場合は?
大阪のマンションから地方のマンションへの引っ越しでしたが、実際に送ったダンボールは全部で4つ。
サイズは忘れましたがけっこう大き目の段ボールで、トータルで6千円以上でした。
最初は「4千円くらいかな~」と思っていましたが、まあそれでも一般的な引っ越しと比べると「かなり安くでいけたな~」という印象です。
そしてあと重要な点として、不要なモノはかなり捨てました。この手間はかかりましたね。
引っ越しでゆうパックを利用する方法
まずゆうパックは引越し業者ではないので、引越しプラン的なモノはありません。
ただゆうパックで引っ越しをする場合でも、普通に荷物をどこかに送るのと利用方法は同じです。
段ボールに荷物を入れて送り状(伝票)を貼って用意したら、荷物を発送すればオッケーです。
送り状の入手方法はいくつかありますが、僕は郵便局の窓口の人に「荷物を送りたい」と言ってもらいました。
お届け日を指定するのですが、それを「自分が新居で受け取れる日」にする必要がありますね。
僕は入居日にしましたね。
そして送る方法は、「郵便局の窓口」か「ゆうパックの取り扱いがあるコンビニ」に持ち込む方法と、さらに自宅まで荷物を取りに来てもらう方法があります。
僕は取りに来てもらいましたね。
詰め終わった段ボールに伝票を貼り付けて用意し、あとは待っていました。
集荷は、電話をした翌日に家まで取りに来てもらいました。
「明日来てもらえますか?可能ならお願いします」的な感じのことを言った覚えがあります。
今回は以上になります。
色々書いてきましたが、もちろん人によっては「ゆうパック」ではなく、引っ越し業者を利用する選択肢も全然アリですよ。
また、以下の記事もぜひ。