一人暮らしの賃貸物件でユニットバスはやめたほうがいい?メリットデメリットは?

一人暮らし向けの賃貸物件には、「お風呂とトイレが一緒になっているタイプ」の部屋が多いですね。

初めての一人暮らしだと、これってどうなの?不便じゃないの?的な疑問がありますよね。

そこで今回は長年ユニットバスで一人暮らしをしてきた僕が、そのメリットデメリットなどを解説したいと思います。

あなたにとって「ああ…それならやめたほうがいいわ…」となるか、「意外といけそう…」となるかぜひ読んでみてくださいね。

僕の体験談もちょくちょく入れていきますね。

ただ…!まずは「ユニットバス」のような物件の専門用語の意味をしっかり知っておいたほういいと思いますので、そこからスタートします。

けっこう誤解している人も多いと思いますので…。僕もそうでしたし、全然知らないこともありましたので。

目次

ユニットバスとは?風呂トイレが一緒のモノ…という意味ではない!

僕はずっと「トイレが付いている風呂」のことをユニットバスだと思っていたのですが、そうではないみたいです。

ユニットバスとは?

意味としては、浴槽と床、そして天井のつなぎ目部分が全て一体になっている浴室のことです。

そもそもユニットバスとはお風呂を作る方法のことで…

事前に工場で床や壁、天井や浴室などがそれぞれ作られていて、それを浴室で組み立てて設置されています。

そしてこのユニットバスには2種類あり、以下の通りです。

2点ユニットバス➡洗面台が一緒になったお風呂のこと

3点ユニットバス➡そこにトイレも一緒になっている

以下は2点ユニットバスの画像

以下は3点ユニットバスの画像

ただ一人暮らしの賃貸物件などで「ユニットバス」とだけ聞くと…

正直「浴室とトイレ、そして洗面台が一緒になったもの」を指すことが多いとは思います。(話は通じるでしょう)

つまり3点ユニットバスのことですね。

賃貸用語のセパレートとは?

これはお風呂とトイレが別々に分かれていることです。これにも「2点セパレート」「3点セパレート」があります。

「浴槽と洗面台」が「浴室」の中にあり、トイレは分かれているもの➡2点セパレート

「浴室」も「洗面台」も「トイレ」も全て別れている➡3点セパレート

システムバスとは?

お風呂を指す言葉に「システムバス」もあります。

実はこれは基本的に「ユニットバス」と同じものです。

一昔前まではシステムバスという呼び方がなく、お風呂とトイレが一体型のものは全てユニットバスと呼ばれていました。

最近ではミストサウナ(霧状のサウナ)や追い炊き(冷めたお湯を温める)機能があったりと、便利な機能がついたユニットバスも増えています。

ですから、昔ながらのユニットバスと区別するためにシステムバスという言葉が生まれたようです。

基本的に造りは同じですが、便利な機能がついていて見た目もオシャレなのが「システムバス」というわけです。

さてここからは、ある意味、本題に入ります。

この記事を読みに来てくれたあなたは、おそらくユニットバスと言えば「浴室もトイレも洗面台も一体になったタイプ」をイメージしていたと思います。

なのでその「3点ユニットバス」のメリットデメリットを紹介していきますね!

3点ユニットバスのメリット!

家賃が安い

設置するときのコストが抑えられることや全て同じ室内にあるのでスペースが節約できるので、3点ユニットバスの物件は家賃が低めになっていることが多いです。

僕も住んだ賃貸物件のほとんどはこのタイプでしたが、確かに家賃は安くて助かったケースが多いですね。

しかも僕の性格的にはユニットバスはそんなに苦手ではなかったですね。

なので僕の中では「風呂トイレ別」の条件はそこまで重要ではないようです。

掃除がラク

浴槽もトイレも洗面台も全てシャワーで一気に洗うことができます。

しかもお風呂に入ったついでに洗えるので手間もかかず衛生的に使えます。

そして「2点ユニットバス」、もしくは「完全に風呂のみ」と比べて、単純に掃除するスペース自体は減りますよね。(体を洗うスペース分が)

ちなみに僕はザっと流すだけで本格的な掃除はほとんどしませんが(汗)、それでもたまには「お風呂とトイレの掃除グッズ」をまとめて用意して一気に作業する感じですね。

他にもあるメリットたち

・入浴中もトイレにすぐ行ける

行けるというか、すぐ横にトイレがあるので、風呂に入っている途中でもすぐできますね。

・水漏れのリスクが少ない

床と壁のつなぎ目も全て一体になっていますからね。

・断熱性が高い

部屋の中にユニットバスがはめ込まれた二重構造になっているので、浴室の暖かさが外に逃げにくいでしょう。

3点ユニットバスのデメリット

風呂とトイレを同時に使うことができない

一人暮らしならそこまで大きな問題ではありませんが、お客さん(友達など)が来たときには困る場面があるかもしれません。

でも僕はほぼそういった不満はなかったですね。

そもそも誰かが来ている状態で風呂とトイレを同時に使うってケースがほぼなかったです。

誰かが来ている時にシャワー浴びるケースがあったとしても、その前に「トイレ大丈夫?」と確認すれば大丈夫ではないでしょうか。

湿気がこもりやすい

基本的に窓がないので、湿気がこもりやすくカビも生えやすいです。

僕の場合はシャワーカーテンもよくカビますね。

なので常に換気扇をかける必要があるでしょう。

ただ、いつも換気扇を回していてもカビは生えやすいので、気になる場合はこまめに水分をふき取る必要があるでしょう。

僕はそのあたりはある程度諦めていますかね。

けっこうカビだらけでも面倒なのでしばらくは放置してしまいます。汗

トイレットペーパーも湿りやすい

湿気がこもるということは、そうなりますね。

シャワーカーテンで仕切りをしていても湿ったり濡れたりすることもあります。

僕の経験で言うと、確かに若干湿っている時はあったような気はします。

ずっとシャワーだったのですが、もし毎回お湯を溜めていたらもっと湿っていたのかもしれません。

ただ僕はある時期からトイレットペーパー自体を外して、ユニットバスの扉の下に置いているので、それからは気にしたことないですね。

単純に新品を付けるのが面倒になり、それから常にそんな感じです。

ちなみに僕は湿っていたとしても汚い物が付いているわけではないので、特に何も思いませんが^^

気分的に嫌だと感じるかも…

これはまあ簡単に言うと、「体をキレイにする場所」と「トイレ」がなぜ一緒なんだ…的な感じですかね。

また、トイレがある場所で歯を磨いたり顔を洗ったりしたくない…的な人もいますね。

そしてトイレタンクの上に歯磨きや歯ブラシなどを置いておくのも…って人もいます。僕はがっつり置いていますが^^

さらにさらにもしお湯を張って浸かった場合、目線的にちょうど便器が見えるのが嫌って人も…!

まあもちろん見なければオッケーで、シャワーカーテンがあればそもそも見えないですけどね。(暗くはなりますが)

僕は上記全て気になりませんが、苦手な人は確かに注意かもしれません。

体を洗う場所がない

ユニットバスってどこで体を洗うの!?と疑問を持っている方は多いですね。

洗う部分は…ないというか、まあ浴槽の中になりますね。

僕は浴槽の中で座って洗う感じですが、確かに狭くて多少洗いにくいのは事実です。もう慣れましたが…汗^^

そしてそもそも僕は毎回シャワーなので基本的に気にしませんが、湯船に浸かりたい人は気になるでしょう。

そういった時はまず先にお湯を張って浸かり、そのあと栓を抜いてから体を洗うって流れでしたね、僕は。

そのあと「もう一度浸かろう」は無理ですね。汗

まあ全体的に狭いって意味でも毎日シャワーだけになってしまうかもしれませんね。

床が水分でびちゃびちゃの可能性も

トイレ部分まで同時にシャワーで流した場合はもちろんですが、そうじゃなくても基本的にトイレの床部分を通ってから浴室を出ることになります。

なので床が濡れる可能性は十分あります。(トイレマットなどを敷いていない場合)

ですからその時に拭かなければ、そのあとしばらくしてからトイレに行った時もまだ濡れているって状況は普通にあります。

僕はトイレの床部分に前日使ったバスタオルを敷いておき、そこである程度拭いてから出るのであまり濡れませんね。

出たとこの廊下が濡れることはありますが。

もちろんトイレ部分に敷くのを忘れていて、びちゃびちゃ状態の時もあります。

その時は普通に、トイレを使用する前に使い終わったバスタオルで拭くって感じすね。

ユニットバスはアリでしたか?ナシでしたか?

一般的に、3点ユニットバスはデメリットのほうが多く、あまり人気はないように感じます。

ここまで読んでみてあなたが「ナシ」と感じたのであれば、やめたほうがいいでしょう。

僕的には家賃が比較的安い、掃除が楽、ってメリットがでかいので基本的にはアリですね。

また、シャワーのみで全然OKで友達などが来ることもほぼないので…笑

今回は以上になりますが…

・セパレートの物件を探す

・検討している部屋とは別の、3点ユニットバスの物件を探す

などの場合は、もう一度物件サイトなどを見ながらじっくり考えてみてくださいね。

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