皿洗いのバイトは、特別な経験やスキルがなくても応募可能、そして単純作業であることが多いですね。
僕も何回も経験があります。
ではバイト面接に臨む際、こういった単純作業系の志望動機はどう伝えればよいのでしょう?
思いつかない…と悩むケースも多いと思います。
今回はその辺りについて解説していきますね。
洗い場は定番で無難な志望動機で全然いいと思う
例えば以下のような感じです。
洗い場の経験がある場合
そのままですが、「経験があるので活かしたい」や「経験から自分に向いていることがわかっている」などですね。
洗い場専門ポジションの経験がなくても、キッチンバイトで少しやったことがあるだけでもOKでしょう。
経験がない場合
「黙々と仕事がしたい」や「集中して仕事がしたい」、「興味がある」などの回答が多いですね。
たいがいはこんな感じでで大丈夫!?
・その求人の人気がすごくて応募者が多い
・面接態度など他に問題がある
正直、この2点に当てはまらない限り、上記のような志望動機でほぼ大丈夫だと思います。
(言い方は後に解説しています)
これは僕の経験上でもそう言えますし、そもそも志望動機自体を聞かれないこともありますからね。
「経験を活かしたい」なんてのはどう考えても一番説得力がありますし、「未経験だがコツコツ作業が好き」というのも、本当にそのようなタイプの人も多いですからね。
なので「いや、むしろもうコレ以外ないでしょ?」くらいの顔と雰囲気で堂々と言っていいんじゃないでしょうか^^
あまり深く考えない
やたら大げさに捉えたり、変に斬新な考え方などはおススメしません。
例えば「洗い場という裏方のポジションでお店を影から支えたいから」的なガッツが溢れている系の回答は特にしなくて大丈夫だと思います。
というか、やめておいた方がいいくらいかもしれません。
面接官は正直、洗い場バイトの志望動機はそこまで重視していない気がします。
それよりも面接中の態度や話し方のほうが全然大事だと思います。
もちろんシフトにどのくらい入れるか?なども重要ですが…。
言い方は少し工夫した方が安心です
まあとにかく、基本的には定番回答でOKなんですが、言い方は少し考えた方がよい気はします。
とにかく定番回答が短いので、一言ボソッとつぶやいて「シーン…」となってしまうのは避けたいですからね。汗^^
そこで今からは良い印象を与える?かもしれないめちゃくちゃ簡単なテクニック…と呼ぶほどのことではないですが、コツのようなモノを3つ紹介します。
3つとも経験の有無は関係なく、使えると思います。
その① 配慮できるアピール
話し始める前に「すごいシンプルな理由なんですが…」などと付けてから定番理由を言う方法です。
こんな超簡単なことなのに、付けると付けないでは多少印象が変わってきます。
これは「志望動機そのもの」ではなく、「一言付け加えるという気の利く姿勢」で良い印象を与えているのです。
「気を使える性格」だと思ってもらえる可能性が高いです^^
その② 志望動機ダブルパターン
単純に、ベタ回答にもう一つ志望動機を追加する方法です。
この追加する内容は、できれば本音に近いモノの方が正直っぽくて良い気がします。
「以前、洗い場をしていたのでその経験を活かしたいと思い志望しました。あと正直、自宅から近いという点にも魅力を感じました。」
後半部分は「募集されている勤務時間帯が希望とピッタリ」、「たくさんシフトに入れそうなので稼げそう」などなど、基本的に何でも構いません。
ただし、給料に関することは言い方に気をつけましょう。
その③ 甘く見てませんアピール
これは「ベタなセリフ」に、「甘くないセリフ」を自分で付け加えるパターンです。
例えば主婦や一人暮らしの方などが応募し、「家事の中でも洗い物が好きです。」のような定番セリフを言ったとします。
そしてここに自覚している厳しい点を付け加えます。
「家事の中で洗い物が一番好きなので、この気持ちを活かせると思いました。もちろん自宅の洗い物と違って、正確性とスピードが要求されると思うので頑張りたいです。」
後半部分が甘くない点ですね。
「決して軽い気持ちで洗い場を選んだのではないですよ」というアピールです。
「そんな軽い気持ちでは無理だよ。理想と違って、実際はこんな厳しいこともあるよ」とつっこまれそうなことを先に言う感じです。
例2 「興味があったので」
「洗い場に興味があったので昔から働いてみたいと思っていました。もちろん興味だけでは仕事は務まらないので、努力をして少しでも早く戦力になりたいです。」
例3 「黙々仕事したい」
「元々、黙々と集中して作業することが得意ですので自分に向いていると感じました。ただ集中し過ぎて周りが見えていないという状況にならないように気をつけたいです。」
または…
「ただチームワークも大事にしたいです」とか「ただコミュニケーションが必要な場面もあると思うのでそこは気を付けたいです」とかでもアリです。
でもこれは本当にそういうコミュニケーション的なことが大丈夫(得意?)な人以外は、わざわざ言わないほうがいいでしょう。
僕なら言いません。汗
例4 「経験がある」
「以前の仕事でも洗い場をしていたのでその経験を活かしたいと思いました。ただもちろん現場によって多少やり方は違うので、臨機応変に対応していきたいです。」
履歴書に書いてもOK!?
全部で3つ紹介しましたが、1つ目の「一言付け加える」以外であれば、ほぼそのまま履歴書の志望動機欄に書いても問題ないでしょう。(文字になると若干変える部分が出てくるかもしれませんが)
そして聞かれたら当然、同じ内容を話せばOKです。
ただし、話し始める前に「履歴書と同じになるのですが~」などの一言は付けないようにしましょう。
いくらやわらかい雰囲気を出しても、相手によっては「ここに書いてるでしょ!?見たらわかるでしょ!?」という風に捉えられるかもしれません。
そうなれば当然逆効果なので、気をつけましょう。
以上が誰にでもすぐに使える志望動機テクニック(?)でした^^
アナタの年齢によっては…!?
最後になりますが、アナタの年齢が若い場合、もしかするとそこに引っかかる面接官がいるかもしれません。
例えば「若いのになぜ洗い場を?調理やホールは希望しませんか?」などと聞かれることがあるからです。
もちろん洗い場に年齢は関係ないですが、実際僕も聞かれたことがあります。
これに関しては「特に意識してなかった」というリアクションでいいです。無難に流しましょう。
「あ、そうですか…?そう言われれば年齢的には珍しいのかもしれませんね。ただ正直、他の職種は考えていません。すみません、よろしくお願します」的な反応で問題ないです。
では面接頑張ってくださいね。